お七夜
昔は、村の長老や住職に名付け親になってもらったり、親類で相談して決めていました。そして、それらの人を招待し、赤ちゃんをお披露目する意味で祝宴が開かれました。当時は生後3日目、6日目、7日目などに赤ちゃんの名付けをしていました。7日目のお祝いが最も多かったようで、それが現在でも残り「お七夜」となりました。
お七夜のお祝い

お七夜のお祝いでは、最初に命名式を行い、その後皆で会食します。
お七夜の祝い膳には、お赤飯に尾頭付きの魚、煮物や刺身、天ぷらなどがあります。
お七夜は生後7日目で、ちょうど赤ちゃんと母親が退院してくる日になります。母親はもちろん料理ができる状態ではありません。ですから、あまり盛大な祝宴を行うのは難しいので、仕出しなどを頼み、両家の親と会食するような形式になるでしょう。
地域によっては、親戚や親しい人を招いて祝宴を催さねばならない場合は、母親は最後まで参加しなくてもかまいません。無理をせず、ちょっと祝宴に顔を出す程度で別室にさがっても失礼にはなりません。
赤ちゃんも、大勢の人の前に出さずに、別室に寝かせておき、隣の部屋から寝顔を覗いてもらう程度にしてもらいましょう。
お七夜に招待するお客様
招待客は、地域によって変わってくるとおもいます。昔は名付け親、仲人、産婆さん、親戚一同の大勢を招いていましたが、現在では両家の親だけを招き、内輪で会食するのが一般的です。
もし、名付け親がいる場合は、その人を招くのは礼儀です。お礼は現金は失礼にあたります。お酒やお菓子、お茶・コーヒーの詰め合わせなどの品物でお礼します。のし書きは「御礼」「命名御礼」と書きます。
お七夜に招待された場合
お七夜の祝宴に招待された場合に贈る品物は、すでに出産祝いを贈っているなら、お土産程度の花やお菓子、果物、お酒などで十分です。出産祝いを兼ねるなら、表書きは「御祝」としておくのが無難です。
現在では、お七夜はごく内輪でお祝いすることがほとんどなので、実用的な品や現金を贈ることが喜ばれます。現金の場合は表書きは「酒肴料」とします。
母方の実家から出産祝いを兼ねた現金を贈る場合、産着一式は母方から贈るのが習わしなので、「はだぎ料」とします。父方から贈る場合は「おもちゃ料」となります。
兄弟など、幅広く使用できる表書きは「ご出産御祝」「祝御安産」などです。
お七夜での内祝いは特にせず、出産の内祝いと兼ねることが多いのですが、招待客には菓子折りなどのお土産を渡しましょう。
