端午の節句の由来

端午の節句の「端」は、初を意味します。もとは「端午」とは中国で、月の初めの牛の日を意味します。その後、音読みが同じなので、「牛」が「五」になり、五月五日が端午の節句といわれるようになり、第二次世界大戦後、「こどもの日」として国民の休日に認定されました。
また、邪気を払うために菖蒲やヨモギを家屋の軒下に吊るす習慣があったので、「菖蒲の節句」ともいいます。今でも菖蒲の葉を入れた菖蒲湯につかる習慣が残っています。菖蒲の葉は良い香りで、根は胃の調子を良くする薬に使用されています。
端午の節句の祝い方

端午の節句には、一週間以上前から鎧兜や武者人形を飾り、家の外に鯉のぼりや幟旗を立てます。当日は柏餅や粽を食べて子供の成長と健康をお祝いします。
男の子の節句ですが、女の子にもお祝いしてあげたいですね。菖蒲などの季節の花を飾って、みんなで柏餅や粽を食べてお祝いしましょう。
飾り物は誰が贈るのか
端午の節句の飾り物には、五月人形などの内飾りと、鯉のぼりなどの外飾りがあります。昔から、これらの飾り物は母方の実家から贈るのが一般的でした。
お雛様も全てを揃えようとしたら、費用がかかりますが、端午の節句の飾り物も正式に全て購入しようとしたら、お雛様以上に費用がかさみます。
最近では、全てを一つの家庭でまかなうのではなく、内飾りは父方から、又は兄弟などと共同購入するなどして、母方の負担を減らす工夫がみられます。

飾り物を贈る時期
端午の節句の飾り物が店頭にならぶのは、3月頃です。3月から4月が販売期間ですが、当然人気のある飾り物は、早く売れますので、3月中には選びに行くほうがよいでしょう。
節句の飾りは、早めに飾るものです。4月に入ってすぐ飾り付けてもおかしくはありません。最近では外飾りは4月半ばくらいから、内飾りは1ヶ月以上前から飾ることもあります。
贈るなら、1ヶ月前には届くようにしておきましょう。
内飾り・外飾りの飾り方

古来から、鯉は立身出世の象徴でした。中国の黄河にある竜門の急流を、鯉がさかのぼると龍になるという伝説が由来です。端午の節句には、男の子が立派な人に成長することを願って、鯉のぼりを飾ります。
鯉のぼりの飾り方は、一番上に回転玉と矢車をつけ、吹き流し、真鯉、緋鯉、子鯉の順でつけます。子供の数だけ子鯉を増やすこともあります。
今は、ベランダから飾ることのできる1メートルサイズのものが手軽で人気があります。鯉のぼりの他にも、地方によっては、子供の名前や武者人形を染め上げた幟旗を立てます。鯉のぼりは外に飾るので傷みやすく、色落ちしやすいです。強風や雨の日には取り込みましょう。

内飾りは五月人形と呼ばれる鎧兜や武者人形です。今の主流は、鎧は無く、兜だけを飾ります。
兜で人気があるのは、徳川家康や伊達政宗などです。ホコリがつきにくく、そのまま片付けられるガラスケース入りのものも人気があります。
飾り物を片付ける時期
お祝いの飾り物は早めに飾るのが良いとされていますが、季節遅れのものは良くないとされています。節句が終わったらすぐに片付けましょう。
